【糖質制限ダイエット】糖質量一覧&OK食材の判別方法を解説

糖質制限ダイエットでは、

糖質の少ない食品をしっかり食べていくことで、健康に減量していくことができます。


でも、

糖質の少ない食品を見分けていくのは意外に難しい。

そばやうどんは一見ヘルシーな印象を受けますし、フルーツは健康に良さそう。


でも、

実はこれらは糖質の多い食品なのです。


反対に、

ステーキやすき焼きはヘビーに見えますが↓

糖質は少ないので食べてOKです。


糖質制限ダイエットで食べていいもの・NGなものは大きく分けてこんな感じ↓

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • 野菜類
  • きのこ類
  • 海藻類
  • こんにゃく
  • 肉類
  • 魚類
  • 卵類
  • 豆類
  • 種実類
  • 穀類
  • いも類
  • 果実類
  • 乳類
  • 菓子類


糖質制限ダイエットで結果を出したい時の1日の糖質摂取量の目安は50~60g程度。

糖質の少ない食品を選んで食べていくことで

1日の糖質50~60gは十分に達成することができます。

では、

どうやって糖質制限ダイエットで食べていいものを判別していけば良いのでしょうか?


基本的に、2つのことに気をつければOKです。↓

①『5つのNG食材』に注意
②『たんぱく質4種類食物繊維4種類はOK

それでは、食品ごとの糖質量と一緒に見ていきましょう!

(※この記事では「日本食品成分表2022八訂」を参考に100gあたりの糖質を計算しています)

当サイト「YASERU」は糖質OFFアドバイザーが執筆・運営しています。

目次

糖質制限ダイエットの『5つのNG食材』とは

NG食材は主に5つ。↓

『穀類』『いも類』『果実類』『乳類』『菓子類』


糖質制限ダイエットで結果を出したい時期は、これらの食品には注意が必要です。


でも、

その中にも糖質が少ない食品や良質な糖質が含まれる食品もあります。

まずは食品ごとの糖質を見ていきましょう。

糖質制限ダイエットのNG食材①:『穀類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • キヌア 62.8g
  • 食パン 42.2g
  • うどん 20.3g
  • 中華めん 26.4g
  • スパゲッティ 29.2g
  • ぎょうざの皮 54.8g
  • しゅうまいの皮 56.7g
  • ピザ生地 48.8g
  • 精白米・うるち米 77.1g
  • 玄米 71.3g
  • そば 23.9g

ご飯やパンなどの主食は食事の満足感を高めてくれますが

穀類はどれも糖質が多い食品です。


どうしても食べないといけない場合は「黒糖」「キヌア」など

ポリフェノールやミネラルが豊富な穀類を選びましょう。


それでも、

糖質制限ダイエットで結果を出したい時期は穀類は控えた方が良いです。

糖質制限ダイエットのNG食材②:『いも類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • さつまいも 30.3g
  • さといも 10.8g
  • じゃがいも 6.1g
  • ながいも 21.2g

いも類は糖質が多い食品。

食物繊維も豊富なので、血糖値を上げないように冷ましてから食べるなど、適度に食べるのは良いです。

糖質制限ダイエットのNG食材③:『果実類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • アボカド 2.3g
  • いちご 7.1g
  • グレープフルーツ 9.0g
  • レモン 7.6g
  • すいか 9.2g
  • もも 8.9g
  • 甘がき 14.3g
  • キウイフルーツ 10.8g
  • さくらんぼ 14.0g
  • 日本なし 10.4g
  • パインアップル 12.5g
  • バナナ 21.4g
  • ぶどう 15.2g
  • ブルーベリー 9.6g
  • マンゴー 15.6g
  • メロン 9.8g
  • りんご 14.1g

果実類は糖質が多いですが、果糖はエネルギー効率が良く血糖値を上げにくい。

日々の生活でエネルギーが必要な場合は適度に食べるのも良いかもしれません。

糖質制限ダイエットのNG食材④:『乳類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • 普通牛乳 4.8g
  • ホイップクリーム 12.9g
  • ヨーグルト(全脂無糖) 4.9g
  • ヨーグルト(脱脂加糖) 11.9g
  • アイスクリーム(普通脂肪) 23.1g
  • ソフトクリーム 20.1g
  • カマンベール 0.9g
  • チェダー 1.4g
  • モッツアレラ 4.2g
  • プロセスチーズ 1.3g

牛乳には乳糖という糖質が含まれていて、体内でに吸収率が高い。

牛乳を飲む代わりに、豆乳がおすすめです。


チーズや無糖のヨーグルトは糖質は低いですが、

長く食べるとアレルギーのリスクもあります。

チーズはときどき食べるぐらいにすると良いのではないでしょうか。 

糖質制限ダイエットのNG食材⑤:『菓子類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • ういろう 44.1g
  • カステラ 61.3g
  • タルト 59.2g
  • 生八つ橋(あん入り) 63.8g
  • あんぱん(こしあん入り) 51.0g
  • カレーパン 30.7g
  • メロンパン 58.2g
  • シュークリーム 25.2g
  • ショートケーキ(果実なし) 41.7g
  • ベイクドチーズケーキ 23.1g
  • レアチーズケーキ 22.2g
  • ドーナッツ 42.4g
  • アップルパイ 31.6g
  • ホットケーキ 44.2g
  • カスタードプリン 14.0g
  • こんにゃくゼリー 15.6g
  • オレンジゼリー 19.6g
  • ポテトチップス 50.5g
  • マシュマロ 79.3g
  • ミルクチョコレート 51.9g

ケーキなど菓子類はどれも糖質が多いです。

糖質制限ダイエットで結果を出したい期間は徹底的に避けましょう。

糖質制限ダイエットで食べたい『食物繊維』と『たんぱく質』

糖質制限ダイエットで食べたいのは『食物繊維』と『たんぱく質』。

食物繊維とたんぱく質を毎食5:5で食べていくのが糖質制限ダイエットの基本です。


それでは、

具体的に何を食べていけばいいのか、糖質量を見ていきましょう。

糖質制限ダイエットで食べていい食材①:『食物繊維』

血糖をコントロールする上で食物繊維は必須。

毎食たっぷりととるようにしましょう。


糖質制限ダイエットではお米やパンなどの主食を抜くことが必要ですが

主食の代わりに食物繊維をたくさんとることで食事の満足感も上がります。

食物繊維①:『野菜類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • アスパラガス 2.5g
  • さやいんげん 2.9g
  • オクラ 2.4g
  • かぶ 2.7g
  • カリフラワー 1.9g
  • キャベツ 3.4g
  • きゅうり 1.9g
  • こまつな 0.6g
  • ししとう 2.1g
  • しゅんぎく 0.7g
  • ズッキーニ 1.5g
  • セロリ 2.1g
  • だいこん 2.3g
  • たけのこ 2.2g
  • チンゲンサイ 0.9g
  • とうがん 2.2g
  • なす 2.4g
  • にら 1.4g
  • のざわな 1.5g
  • はくさい 1.5g
  • バジル 0g
  • パセリ 1.0g
  • 青ピーマン 2.8g
  • ブロッコリー 0.9g
  • ほうれんそう 0.4g
  • レタス 1.7g
  • りょくとうもやし 0.8g
  • えだまめ 4.3g
  • グリンピース 9.9g
  • かぼちゃ 17.2g
  • ごぼう 9.7g
  • しょうが 4.5g
  • そらまめ 12.9g
  • たまねぎ 5.6g
  • スイートコーン 15.5g
  • 赤色トマト 3.7g
  • 赤色ミニトマト 5.8g
  • にんじん 6.3g
  • にんにく 21.3g
  • ねぎ 5.8g
  • 赤ピーマン 5.6g
  • れんこん 13.8g

食物繊維②:『きのこ類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • えのきたけ 3.3g
  • きくらげ 0g
  • しいたけ 1.1g
  • ぶなしめじ 1.0g
  • なめこ 2.3g
  • エリンギ 1.7g
  • まいたけ 2.1g
  • マッシュルーム 1.9g
  • まつたけ 3.5g

食物繊維③:『海藻類類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • あおさ 12.6g
  • あおのり 5.8g
  • うみぶどう 0.4g
  • ひじき 0g
  • もずく 0g
  • カットわかめ 2.9g

あおさとあおのりの100グラムあたりの糖質量は多いですが、実際に食べる量はそれほど多くないと思います。

なので、あおさもあおのりも食べてOKです。

食物繊維④:『こんにゃく』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • 板こんにゃく 0.1g
  • しらたき 0.1g

糖質制限ダイエットで食べていい食材②:『たんぱく質』

たんぱく質は筋肉・骨・血液など身体をつくる大切な栄養素。

糖質制限ダイエットでは毎食必ずとるようにしましょう。


たんぱく質は大きく分けて4種類。↓

『肉類』『魚類』『卵類』『豆類』

この中から毎食2種類を組み合わせてとっていくと良いです。

ミネラルやビタミンなど身体に必要な栄養を摂取することができます。

たんぱく質①:『肉類』

糖質量の少ない食材(牛肉)
糖質量の多い食材(牛肉)
  • サーロイン 0.3g
  • ばら 0.1g
  • もも 0.5g
  • ヒレ 0.3g
  • かた 0.3g
  • かたロース 0.2g
  • ひき肉 0.3g
  • ローストビーフ 0.9g
糖質量の少ない食材(豚肉)
糖質量の多い食材(豚肉)
  • ロース 0.2g
  • ばら 0.1g
  • もも 0.2g
  • ひき肉 0.1g
  • ロースハム 1.6g
  • 生ハム 0.5g
  • ばらベーコン 0.3g
  • ウインナーソーセージ 1.4g
  • 生ソーセージ 0.8g
  • 焼き豚 5.1g
糖質量の少ない食材(鶏肉)
糖質量の多い食材(鶏肉)
  • むね 0.1g
  • もも 0g
  • ささみ 0g
  • ひき肉 0g

たんぱく質②:『魚類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • まあじ 0.1g
  • あゆ 0.1g
  • かたくちいわし 0.3g
  • しらす 0.1g
  • うなぎ 0.3g
  • かつお 0.1g
  • きんめだい 0.1g
  • しろさけ 0.1g
  • イクラ 0.2g
  • にじます 0.1g
  • まさば 0.3g
  • さわら 0.1g
  • さんま 0.1g
  • ししゃも 0.2g
  • まだい 0.1g
  • ぶり 0.3g
  • ほっけ 0.1g
  • くろまぐろ 0.1g
  • あさり 0.4g
  • あわび 3.6g
  • かき 4.9g
  • しじみ 4.5g
  • はまぐり 1.8g
  • ほたてがい 1.5g
  • あまえび 0.1g
  • さくらえび 0.1g
  • 毛がに 0.3g
  • ずわいがに 0.2g
  • たらばがに 0.1g
  • こういか 0.1g
  • ほたるいか 0.2g
  • まだこ 0.1g
  • うに 3.3g
  • 蒸しかまぼこ 9.7g
  • 焼き竹輪 13.5g
  • 魚肉ソーセージ 12.6g

たんぱく質③:『卵類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • 鶏卵 0.4g
  • 鶏卵 生 0.3g
  • 鶏卵 ゆで 0.3g
  • 鶏卵の目玉焼き 0.3g
  • うずら 生 0.3g
  • うずら 水煮缶詰 0.6g

たんぱく質④:『豆類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • だいず 1.9g
  • 木綿豆腐 0.4g
  • 絹ごし豆腐 1.1g
  • 油揚げ 0g
  • 納豆 5.4g
  • 豆乳 2.9g
  • いんげんまめ 10.9g

糖質制限ダイエットで食べていい食材③:『種実類』

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • アーモンド 10.8g
  • ごま 5.9g
  • ピスタチオ 11.7g
  • バターピーナッツ 8.8g
  • カシューナッツ 20.0g
  • ぎんなん 33.4g
  • 日本ぐり 30.1g

ナッツやごまで油脂をとることができます。

ただ、食べ過ぎによるカロリー過多には注意が必要です。

食べる場合は間食で少量を摂取するのが良いのではないでしょうか。

天然のものを選ぼう!調味料の糖質量

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • トウバンジャン 3.6g
  • こいくちしょうゆ 7.9g
  • うすくちしょうゆ 5.8g
  • 食塩 0g
  • 黒酢 9.0g
  • 穀物酢 2.4g
  • めんつゆ 8.7g
  • ぽん酢しょうゆ 7.2g
  • マーボー豆腐の素 10.4g
  • マヨネーズ 3.6g
  • 和風ドレッシング 9.1g
  • ごまドレッシング 14.2g
  • みそ 16.5g
  • 料理酒 4.7g
  • ウスターソース 26.6g
  • お好み焼きソース 32.8g
  • ごまだれ 26.2g
  • トマトケチャップ 25.9g
  • カレールウ 38.3g
  • みりん風調味料 55.7g

調味料を選ぶ上では、糖質量も大切ですが、

一度に使う量が少ないので、少し使う程度であればそれほど気にする必要はありません。


調味料は自然なものを選ぶようにすることも大切。

人工的に作られた人工甘味料ではなく、みそ・醤油・酢・本みりんなど

天然のものを選ぶましょう。

意外な落とし穴!? 糖質の少ない飲み物を選ぼう!

糖質量の少ない食材
糖質量の多い食材
  • せん茶 0.2g
  • ほうじ茶 0.1g
  • 玄米茶 0g
  • ウーロン茶 0.1g
  • 紅茶 0.1g
  • コーヒー 0.7g
  • 麦茶 0.3g
  • コーヒー(乳成分入り、加糖) 8.2g
  • ピュアココア 18.5g
  • ミルクココア 74.9g
  • 青汁 42.2g
  • スポーツドリンク 5.1g
  • コーラ 11.4g
  • サイダー 10.2g

食事に気をつけていても糖質の多い飲み物をとってしまうと

減量できないということになるので注意したいところ。


一見ヘルシーな印象の青汁は糖質が多かったりします。

糖質のほとんど含まれていない飲み物を選んでいきましょう。


糖質制限ダイエットで食べていいものを判別するときは

2つのことに気をつければ基本的にはOKです。

①『5つのNG食材』に注意
②『たんぱく質4種類食物繊維4種類はOK

しっかり栄養をとって着実に減量していきましょう!



糖質制限ダイエットの始め方はこちらの記事をご覧ください↓

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